ヨーロッパ 旅のすゝめ

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Donostia St. Sebastian - SPAIN

先日、2泊3日でサンセバスチャンに行ってきました。

スペインの北西、海沿いのフランスとの国境近いところにあります。

バル巡りが有名で、「美食の街」とうたわれています。

 

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デュッセルドルフやケルンからは直行便などないので、ベルギーのシャルルロワ空港というLCC(主にライアンエアー)発着空港から、フランスのビアリッツ空港までのフライトにしました。

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デュッセルドルフからシャルルロワ空港までは車で2時間ほど。

ブリュッセルからバスも出ているらしいですが、車で行くのが一番てっとりばやいと思います。

ただ、渋滞があると危険なので、かなり余裕をみて出発しなければなりません。

空港の駐車場は、値段x距離のバランス的にP3がちょうど良いみたいです。

P3からターミナルまで20分おきにシャトルバスがでています。

※駐車場から出る際は、駐車券を持ってでること。帰りに駐車場内に入る際、必要になります。

 

 

いろいろなところで書かれていますが、ライアンエアーは危険がいっぱい。

フライトチケット自体は格安なのですが、それ以外のところで追加料金をとってきたり、数々の罠があります。

 

①預け荷物は事前予約15ユーロ、搭乗時50ユーロ

機内持ち込みできるのは、55cm×40cm×20cm(10kg以下)と35cm×20cm×20cmになります。

搭乗時にそれより大きい荷物を持っていると、サイズを測るゲージに入れさせられ、入らないと強制的に預けさせられます。

その場合、その場で50ユーロ支払わなければなりません。

事前に預け荷物を予約した場合は15ユーロですみます。

7年くらい前に、チェックインカウンターでこれに捕まり、50ユーロ支払ったことがあります。

その時はこんな料金システムだってことを知らなかった…さらに当時はクレジットカードが使えず、円を両替するため両替所へ行く→チェックインの長蛇の列に並びなおす→という地獄でした。

今はおそらく使えると思います。

 

②サイズ内でも強制的に預けさせられる可能性

規定のサイズ内の手荷物でも、機内が混雑しオーバーヘッドロッカーが一杯になりそうな時は、スーツケース類を持っている人は強制的に預け荷物にされることがあります。

その場合は追加料金とられませんが、飛行機を降りた後にベルトコンベアにのって荷物が出てくるのを待たなければなりません。

時間がない場合は注意です。

 

③オンラインチェックイン&チケット印刷50ユーロ

昔はなかったようですが、今は搭乗の2時間前までに、各自オンラインチェックインをすませておかなければなりません。

さらに、搭乗券を印刷しておく必要があります。

これをしなかった場合、空港で50ユーロ支払わなければなりません。

※最近はライアンエアーのアプリでチェックイン&画面表示でも大丈夫みたいです。

 

④ビザチェックしないと搭乗拒否

EU外のパスポートの場合、手荷物検査の列に並ぶ前に、カウンターでビザチェックをしてもらいます。

もしこれをせずに手荷物検査を通過してそのまま搭乗しようとすると、搭乗拒否をくらうようです。

厳密には、一回外に出てビザチェックをしてもらってから、もう一度手荷物検査を通って登場しなさい、という意味だそうですが、ライアンエアーは搭乗に25分しかないので、現実的に間に合わないと思います。

 

 

ビアリッツ空港についてからサンセバに向うには、レンタカーを借りておくのが一番確実で安上がりだと思います。

公共交通機関は調べてませんが、あまりバスも見かけなかったし、電車もなさそうなので不便かと。

 

 

さて美食の街サンセバには、こういったバルが所狭しと並んでいます。

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チャコリというバスク地方の白ワインを飲みながら、カウンターに並べられたピンチョス(小さく切ったパンに少量の食べ物がのせられた軽食)をとって食べます。

ピンチョスは、海産物メインだがハムや肉もあり、選ぶのに困ってしまうくらいです。

有名店はいろいろあるようですが、とりあえず旧市街(赤で囲ったところ)にいけばいくらでもバルはあるし、どこも普通においしいです。

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魚はもちろんタコや海老、カニもあって、日ごろ海の幸に飢えているドイツ(内陸のヨーロッパ)在住の日本人は、海産物のレベルの高さに感動すると思います…!

 

 

そんな中でも、独創的で有名なバルがあります。

Bar ZERUKO (Arrandegi Kalea, 10, 20003 Donostia)

Pintxos San Sebastián Pinchos Bar Zeruko Donostia

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カウンターに並んでいるピンチョスは、一風かわったモダンなものばかり。

しかも、注文すると、ここからもうひと手間加えて出してくれるのです。

スモークして煙を出したり、小さい網焼きにのせてくれたり。

ただし激混みなので、カウンターを見て注文するのが大変です…。

 

 

そして忘れちゃいけないのがチーズケーキ。

La Vina (Calle del 31 de Agosto 3)

Bar restaurante La Viña, Donostia San Sebastián pintxos y a la carta

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ここのチーズケーキは半生で、とろけるような味わいがします。

評判は聞いていたのですが、実際食べてびっくり。

本当においしいです。

さらに、シェリー酒を別で注文してチーズケーキにかけるのが通な食べ方。

シェリー酒は元祖キャラメルなんじゃないかと思うほどです。

 

 

そして夕飯はここで決まり。

Kaia Kaipe (General Arnao Kalea, 4, 20808 Getaria)

Restaurante KAIA-KAIPE de Getaria: desde 1962 ofreciendo una cocina de productos frescos y de temporada en el puerto de Getaria.

サンセバから25kmほど海沿いに南下したところにある、ミシュラン掲載(まだ★はついてない)の名店です。

混むことも多いようなので、予約はしたほうがいいでしょう。

港がみえる見晴しのいい席をとれたら最高。

メニューはありますが、今日おすすめのものを聞くのが良いと思います。

ワインの相談にものってくれます。

 

今回はなかなか決められなかったので、いけすとワインセラーを見せてもらいました。

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水族館みたいな大きないけすがいくつもあります。

ワインセラーも、いかに有名店とはいえ、一介のレストランが持つようなものではありませんでした。

単純にサイズや量もそうですが、ビンテージの種類の多さにびっくりしました。

  

さて、悩みに悩んで決めたメニューはこちら。

まずは前菜としてアンチョビ、ツナ。

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メインは、オマール?海老、ひらめ、かさご。

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かさごは、出てきた瞬間食べ始めてしまったので、写真なし。

 

ワインは、1994年のビンテージ赤。

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デザートに、チーズアイスとチーズプリン。

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半端ないレベルの高さ。

東京にあったら、予約の取れない超高級店になることは間違いないでしょう。

それなのに、こんなに食べて飲んで、5人で500ユーロしないくらいでした…!

安すぎる!

心からまた行きたいと思わせる名店です。

 

 

正直、ご飯以外は海しかありません。

しかし、雨はちょっとで済んだものの、天気には恵まれず。

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こんな感じのどよーんとした空。

それでも、バル巡りをするためにはお腹を空かせなければならないので、カヤックをして遊びました。

コンチャ海岸の左側のほうの砂浜に店があり、レンタルできます。

1人乗りで、1時間10ユーロ。

近くの島まで行って、ちょっと散歩して帰ってくるのでちょうどいいくらいでした。

ただ、寒かった…。

スペインということで南国リゾートをイメージしてましたが、北側にあるし、普通に20~25℃でした。

 

コンチャ海岸、夜はライトアップされます。

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さて朝ごはんについて。

サンセバにはパン屋(お菓子屋)もたくさんあります。

Geltoki (Easo Kalea, 61, 20006 Donostia)

Pastelería Geltoki

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バルみたいに、ちょっとつまめるミニサイズの色とりどりなお菓子も。

甘さもちょうどよくて、ヨーロッパってお菓子おいしかったことを思い出しました(ドイツにいると完全に忘れますね)。

 

パステルカラーが華やかなカップケーキ屋も。

Sweet Roma (Sanchez Toca Kalea, 3, 20006 Donostia)

Sweet Roma

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サンセバから日帰りできる場所では、フランスのサン・ジャン・ド・リュズ(St.-Jean-de-Luz)というビーチの街もおすすめです。

街が小さくてまわりやすいし、建物の雰囲気もとてもかわいいです。

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また、空港のあるビアリッツにも素敵なビーチがあり、特にサーファーが集まってきます。

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おまけ

牛乳自販機。

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右側(写真に入ってない)で牛乳瓶を購入し、左側で入れてもらうシステムです。

1リットルで、瓶は0.5ユーロ、牛乳は1ユーロ。

フレッシュであっさりしたお味でした。