オーストリア・アルプスのスキー場10選

オーストリアといえばウィンタースポーツ。

スキーは国技です。

中でもチロル地方はヨーロッパアルプスの一部であり、標高が高く、有名で大きいスキー場が集まっています。

過去行った中で、現在もリピートしているおすすめの10か所を紹介します。

 

 

 

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Kaho🍈(@kahori_a)がシェアした投稿 - 2020年 6月月28日午後12時58分PDT

①カウナタール／Kaunertaler Gletscher

知る人ぞ知る？オーストリアの山奥にある、隠れた氷河スキー場。

氷河スキー場しか開いていないシーズン初めと終わりこそローカルの客で混雑するものの（大部分がレースチーム）、メインシーズンは全然人が来ない。

空いててラッキーとは思うが、いつかつぶれるんじゃないかと心配になるくらい人が来ない。

朝９時に駐車場に着いたら、車４台しか停まっていない時もあった。

けれど昨年2019年、風で壊れたTバーに代わって、どでかいロープウェーが新設された。

（オープンの日に滑りに行った）

いったいこのどこからお金が出ているのか不思議すぎる。

まずは山道に入る前に料金所があり、通行料が含まれたリフト券を購入。

どんどん山道を登り、「Gepatsch Stausee」という湖を横目にしながら進むと、やっと駐車場が見えてくる。 

通常、雪が多いシーズン中はここに車を停める。

一番下の駐車場からリフトを２本乗り継ぐと、メインのゴンドラ乗り場。

シーズン初め・終わりは雪が少ないため、ここまで車で来れる。

このゴンドラ乗り場の付近には、レストランやレンタルショップもある。

ゴンドラの頂上は3108m、イタリアとの国境にもなっている。

リゾートスキー場に比べれば小さいしコースも少ないが、コース長さは十分あるので１日しっかり滑り倒せる。

また、雪が降るとオフピステ（バックカントリー）も楽しめる。

近くに宿泊施設は無いので、ランデック（Landeck）やヴェンス（Wenns）など、麓の町に宿を取る必要がある。

スキーリゾート感は無く、トレーニングやとかレースの練習とか、もしくはスキーフリークが来る雰囲気。

ただ、最近小さいパークも設置されたので、フリースキー・フリースノーボード系の人も来るようになってきた。

Information

スキー場名：Kaunertaler Gletscher

住所：6524 オーストリア

TEL：+43 5475 5566

URL：https://www.kaunertaler-gletscher.at/

②ヒンタートゥクス／Hintertuxer Gletscher

１年中滑れる氷河スキー場。

シーズン初め・終わり・夏に滑るときはここ一択。

もちろんそういう時期は雪質は良くない（シャビシャビ、ボコボコ）が、しょうがない。

それでも練習には良いスキー場なので、レースチームがわんさかやってくる。

駐車場は標高が高くないので、ゴンドラ３本（Gletscherbus１・２・３）乗り継いで氷河のある頂上まで登る。

節約して宿を取るなら、マイヤーホーフェン（Mayrhofen）、ツェル・アム・ツィラー（Zell am Ziller）付近がおすすめ。

Information

スキー場名：Hintertuxer Gletscher

住所：Hintertux 794, 6293 Tux, オーストリア

TEL：+43 5287 8510

URL：https://www.hintertuxergletscher.at/en/home/

③ゼルデン／Sölden

アルペンのワールドカップが開催される、標高3000m級の有名スキー場。

コース全長144km、リフトは31機もある。

実際にワールドカップの斜面となるワールドカップバーンは圧巻、選手のすごさが良く分かる。

世界的に有名場な映画「００７」のロケ地として使われたこともあり、頂上には「００７エレメンツ」という博物館がある。

駐車場は、ゴンドラ「Gigijochbahn」の近くがおすすめ。

カウナタールやヒンタートゥクスより行きやすく、さらに他のスキー場に比べて強風に強い（リフトをぎりぎりまで動かしてくれる）イメージがある。

また、割とリゾートの雰囲気も強い。

Information

スキー場名：Sölden

住所：Giggijochstraße 18, 6450 Sölden, オーストリア

TEL：+43 525 450 8215

URL：https://www.soelden.com/de/winter.html

④イシュグル／Ischgl

こちらも3000m級、スイスとの国境にまたがる超巨大スキー場。

上記ゼルデンよりも大きく、コース全長239km、リフト45基。

スキー場マップを見ても、正直よく分からないくらい広い。

ちょうどいい中斜面や広い急斜面が多いので、かっとばすと気持ちがいい。

キャッチコピーは「Relax, if you can」。

もともと、「Apres」というスキー後のパーティが有名な、パリピが集まるスキー場だった（らしい。Apresをやったことはない）。

そのせいで、残念ながらコロナのホットスポットとなり、悪い意味で有名になってしまった。

※現在はパーティ禁止

ゴンドラ「Silvretta Arena」の近くに駐車すると良い。

Information

スキー場名：Ischgl

住所：Silvrettapl. 2, 6561 Ischgl, オーストリア

TEL：+43 544 4606

URL：https://www.ischgl.com/en/Active/Active-Winter/Skiing-in-Ischgl

⑤ピッツタール／Pitztaler Gletscher

チロルで最も高い3440mの氷河があるスキー場。

全長21kmなので大きくはないが、うまく滑れる（ようになったと錯覚する）広い中斜面が多い。

1740mの駐車場から、「Gletscher Express」という電車に乗って2840mのスキー場ベースに上がる。

Information

スキー場名：Pitztaler Gletscher

住所：Mittelberg 103, 6481 オーストリア

TEL：+43 541 386 288

URL：https://www.pitztal.com/en/glacier-rifflsee-in-winter#Featured

⑥キッツビュール／Kitzbühel

こちらもアルペンのレースやワールドカップのひとつであるハーネンカム大会が行われる有名スキー場。

とはいえリゾート感も残しており、色々な人が訪れる。

今年頭はミュンヘン空港で大きくプロモーションしていた。

電車で行く場合は「Kitzbühel Hahnenkamm Bahnhof」駅、車の場合は駅横の駐車場。

どちらもゴンドラ「Hahnenkammbahn」の乗り場は目の前にある。

近くには大小さまざまなスキー場が固まっており、これらのエリア全部が滑り放題のパスなども長期滞在者には人気。

おそらく、リフトの乗継ぎで違うエリアにも滑っていけるようになっているはず。

Information

スキー場名：Kitzbühel (KitzSki)

住所：Hahnenkammstraße 1, 6370 Kitzbühel, オーストリア

TEL：+43 535 669 510

URL：https://www.kitzski.at/en/home.html

⑦シュトゥーバイ／Stubaier Gletscher

標高3210mの氷河スキー場。

コースの種類はそれほど多くない中で、全長は110kmにもなる。

リフトの上から氷河のクレバスを見ることもできる。

練習するのにちょうどよい、もしくはかっとばすのに気持ちい、ひろーい中斜面にはTバーがかかっており、ここを繰り返し滑っているだけで半日過ぎてしまうくらい。

フリースキーやスノーボードのためのジャンプ台やパークもあるので、トリックを練習したい人にもおすすめ。

ただし相当レベルが高い（普通にプロ選手も練習してそう）。

Information

スキー場名：Stubaier Gletscher

住所：Mutterberg 2, 6167 Neustift im Stubaital, オーストリア

TEL：+43 5226 8141

URL：https://www.stubaier-gletscher.com/en/

⑧フェネット／Venet

ここからはローカルな小さめスキー場の紹介。

ここフェネットは、イムスト（Imst）というアルプスの玄関となる町の近くにある。

ドイツに帰る日、午前中の半日だけちょこっと滑るにはちょうどいい立地。

珍しく午前券もある。

しかも、だいたい空いていて、かっとばしやすい。

雪が降ると、リフト下などちょっとしたオフピステも楽しむことができる。

駐車場からは20分毎出発のロープウェーで登る。

 ロープウェーには途中で中間駅があるが、通常は停車せず通過してしまう。

ただし、10:00、12:20、14:00、16:20のみ中間駅に停車するので、そこから麓へ下ることができる。

午前券を買っても、中間駅12:20発のロープウェーで帰ればOK。 

※午前券は、まずは１日券を購入し、12:20の便で麓に戻ってきたときにチケット売り場で払い戻しを受けることで半日料金となる。

Information

スキー場名：Venet

住所：Hauptstraße 38, 6511 Zams, オーストリア

TEL：+43 544 262 663

URL：https://www.venet.at/

⑨ホフツァイガー／Hochzeiger

ここもイムストの近く、ドイツに帰りやすい場所。

実はピッツタールの入口で、経営上はピッツタールと同じエリアのスキー場となっている（共通券もある）。

初めて知ったのは昨年11月末。

もともと12月オープン予定だったが、雪が積もったのでプレオープンとしてチケット無料キャンペーンをやっていたので、あまり期待せず行ってみた。

思ったよりコースも楽しく、急斜面もあり、今後も使えそうだと思った。

１日滑るには、上級者はちょっと飽きてしまうかもしれない。

Information

スキー場名：Pitztal Hochzeiger

住所：Liß 270, 6474 Jerzens, オーストリア

TEL：+43 541 487 000

URL：https://www.pitztal.com/en/hochzeiger-in-winter#Featured

⑩キュータイ／Kühtai

牛のマークが特徴的なローカルスキー場。

小さいスキー場だが、片側に傾いた斜面や、若干ハーフパイプ状になった斜面もあり、ガリガリアイスバーンのことも多く、意外と難易度の高いコースがある。

道路を挟んで南北両方にコースがあり、専用通路を使って簡単に行き来できる。

シーズン中は、ナイター営業をやっている日もあるらしい（要確認）。

Information

スキー場名：Kühtai

住所：Kühtai 42, 6183 Kühtai, オーストリア

TEL：+43 5239 5222

URL：https://www.kuehtai.info/en/

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