ベルギービールのおすすめ醸造所
バラエティ豊かで世界的にも人気の高いベルギービール。
その醸造所のうち、行ってみて良かったところを紹介します。
- ①ブルゴーニュ・ドゥ・フランダース/BreweryBourgogne des Flandres
- ②ドゥ・ハルヴマーン/Huisbrouwerij De Halve Maan
- ③ウェストフレテレン/Brouwerij de Sint-Sixtusabdij van Westvleteren
- ④シメイ/ESPACE CHIMAY
※8/21追記
①ブルゴーニュ・ドゥ・フランダース/BreweryBourgogne des Flandres
街中、運河沿いにあるベルギービールの醸造所。
6種類の飲み比べセットがおすすめ。
②ドゥ・ハルヴマーン/Huisbrouwerij De Halve Maan
街中ではないが、上の醸造所からハシゴで歩いて行ける場所。
ピエロのラベルの「ZOT」が有名。
③ウェストフレテレン/Brouwerij de Sint-Sixtusabdij van Westvleteren
醸造所を持つトラピスト会の修道院で造られるビールだけ名乗れる「トラピストビール」の1つ。
ベルギーには6か所、世界でも12か所しかない。
中でもこのウェストフレテレンは、この修道院に出向かないと買えないため、市場に出ない幻のビールと言われる。
1日の販売数量も決まっており、売り切れることもあるらしい(カートン買いではなくお土産用の1~2本であれば大丈夫だと思われる)。
あまりにも転売屋が多いため、オンライン予約システムが導入された。
購入者はウェブサイトに登録し、前回の購入から最も長く待った人に優先権が与えられるとのこと。
ただし、これはあくまで購入の予約であって、購入は現地に行かなければならない。
利益を追求しない修道院の姿勢から、値段は330mlx24本で35ユーロ、瓶のデポジットを入れても50ユーロという破格の安さ。
ちなみに日本では、330mlx6本+ペアグラスで8800円(楽天)で販売されているのを発見した。
ドバイでは1本3万円で取引されているとの噂もある。
車で行くのが一般的だが、もしどうしても交通機関を使うしかないなら、最寄りの駅「Poperinge」から6kmを ①徒歩(1時間超) ②1日2本のバス ③レンタサイクル で行くしかない。
中にはレストランも併設されている。
④シメイ/ESPACE CHIMAY
トラピストビールの中でも有数の人気を誇るシメイ。
上のウェストフレテレンと違ってその流通網は大きく、最も市場に出回っているトラピストビールとなり、日本でも1本500円程度で買うことができる。
赤・白・青・金とメインのボトルは4種類。
度数はそれぞれ赤が7%(一番オーソドックスなタイプ)・白が8%(一番新しい)・青が9%(立上当初はクリスマスビールだった)・金が4.8%(日本ではほぼ流通していない、修道院付近での提供)となっている。
トラピストビール全般に言えることだが、ワインのように香り高くアルコール度数も高めなので、がぶがぶ飲むというよりも、チーズなどと一緒にゆっくり頂くのが良い。